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こだわり派の大人たちはもちろん、早熟のファッショニスタたちに大人気のグッチのチルドレンズコレクションが2012年春夏シーズンをスタート。3月7日には伊勢丹新宿店 6Fで日本初の百貨店で の展開がスタートする.

2010年に世界の主要都市及びグッチ銀座でスタートしたグッチのキッズ向けライン、グッチ チルドレンズコレクション。グッチテイストはそのままに子供が楽しめるようデザインされたコレクショ ンは、こだわり派のお父さんお母さんに話題沸騰

! まだ4シーズン目ながらもチルドレンズウェアの定番として支持を集めている。

そんなグッチ チルドレンズコレクションの2012春夏シーズンが3月7日(水)からスタート! しかも、今シーズンから新生児?ベビー(0~36カ月)とジュニア(4歳~12歳)に向けた幅広いサ イズ展開となり、一層充実したコレクションを披

露する。

今シーズンのテーマはリトルトラベラー。男の子はゴールドボタンの軽快なピーコートとストライプのTシャツ、ホワイトパンツを合わせたマリンルック、上質素材のサファリジャケットにコットン ポプリンのバミューダパンツをコーディネイトし

たサファリルックの2シリーズでの展開。

 

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2012年9月5日星期三

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?カプリ島にて

天気は良好、からっとした晴れというわけではないが波もなく、今日は「グロッタアズッラー青の洞窟ー」へ行けそうだということになり、ホテルの前から高速艇に乗ってでかけるカプリ島まで40分位。同行のAさんは、船だけは酔うという宣言通り乗船してまもなく気分が悪いと言って黙り込む。海は私の目では凪いでいるようにみえるのだが、やたら船が揺れ、10分程すると前に乗っていた乗客の大半が一斉に後部へ移動する。隣のAさんを気づかって後ろへ移動しようかと尋ねた時には既に彼女は動けるような状態ではなかった。それからまもなくして、周囲の乗客は次々に座席の前に常備されている汚物入れの袋を抱えて嘔吐し始め、さすがの私も周囲のもどした甘酸っぱい空気に気分が悪くなるカプリ島へ到着したとたん!
、あんなに真っ青になって吐いていたAさん、見事に復帰。「降りたら大丈夫やねん。ほな行こか。」と言う。船ではなく船内の空気に酔った私は少し良い空気を吸いたい気分で、グロッタアズッラ行きの小舟に乗り換える人たちを見ながら、港の前のカフェで休憩しようと提案する。カフェの横はケーブルカー乗り場で、ケーブルで上がった所がカプリの街になる。船から降りた乗客は、小舟かケーブルカーに乗り換えるためどちらも列を作って並んでいる。カフェ前のテラスで休憩しているのはほとんどが欧米人で、皆手軽な地図を持っている。どこで手に入れたのかと尋ねると、港の前のインフォメーションセンターで買えると教えてくれる。カフェでフレッシュオレンジジュースを頼んでいる間に、地図を買いに行くと、そこ!
にいる人たちが「今日はグロッタアズッラに�!
�入れ�
��い」というようなことを話している。でも小舟は既に出発しているし、あの小舟はどうなったのだろうと思いつつAさんに相談。船に弱いAさん、グロッタアズッラに入れるなら我慢するが、直前まで行ってUターンするかもしれないのなら、舟に乗っている間景色を見る余裕などないし、もう少し情報がはっきりするまで様子をみようということになるカプリ島では、洞窟へ行くことを主たる目的にしており、島内のことはあまり調べてきていない。フニコラーレ(ケーブルカー)で上へ上がった所が「ウンベルト1世広場」で、カフェのパラソルやテーブルが並び観光客向けのお店が小さな小道にズラーッと並んでいる町並みは淡いクリーム色や薄いピンクのパステルカラーの壁で、お店の看板も各々魚や貝のマークをはりつけてい!
て、とってもファンタスティック。お土産物屋だけでなく、レストランやパン屋、本屋、ブティックetcが並んでいる。道は小道で坂になっており、普通の自動車は通れない。リゾートホテルの客の荷物を運ぶのに原チャリにリヤカーの荷台をくっつけたような小さい自動車(?)が時折通る程度である途中のかわいいケーキ屋で「ババ」という特産のお菓子とケーキを購入、食べながら散歩する。ババはつけこんであるお酒もきつく、甘くてとても食べきれない。こんなきついアルコールのものを子供達が食べるんだろうかと思う程であるさらに奥へ進むと、高級ブランド品のブティックが並んでいる。「えー、こんな所に。」と驚いたのだが、考えてみればカプリ島は昔からの高級リゾート地、金持ち向けの店も並んでいて当然な�!
��だ。ここで、友人に頼まれていたグッチのバ!
ッグ�
�件を思い出す。ブランド品にとんと疎い私は、友人に頼まれたグッチの最新作のバッグもよくわからない。写真を切り抜いて持ってきていたが、まさかカプリ島でこんな買い物をすると思っていなかったので、その写真はホテルに置いてきていた時間もあるので入ってみようということになり、リュックにTシャツのぼろぼろの格好でグッチのブティックに入ってみる。先客は小型の茶色の高級そうな室内犬を連れたおばさま、店員は犬のトイレや水等のサービスでドッグフードまで用意して大変である。そのおばさまは、なんと犬の首輪を選んでいたのだ。グッチの首輪!目の前で買われたんだから、全く頭くらくら状態である。頼まれたバッグと思しきものを2つ買って店を出る。ぼろぼろのバックパッカーのような格好でグッチ!
の紙袋を下げて歩くのは、いかにも成り金趣味の日本人のような気がして恥ずかしいが、仕方ないぶらぶらしているうちにカプリのインフォメーションセンターをみつけ、「グロッタアズッラへ行きたい。」と言うと今日はダメだと言う。なんでダメなのか(例えば満潮にあたっているのか、波が高いのか知りたいと思い)理由を尋ねるが、相手も英語が苦手らしくただダメの一点張り。しょうがないので島を観光することにして、バスでアナカプリという街へでかけることにするアナカプリまでバスで15~20分位。超小型のバスで座席は片側1シート位しかない割りに乗客は多くギューギュー詰めで皆立って乗っている。カプリからアナカプリへ行く道から見る景色は素晴らしくゆっくり眺めたいのだが、狭い上にカーブの多�!
��道で対向車を避ける度に大揺れするものだか!
ら大�
�であるアナカプリはカプリ島で2番目に大きい街なのだが、小さな土産物屋とこぎれいなレストランがちょこっと並んでいるだけの静かな街だ海が見えるトラットリアで昼食をとる。こんなに凪いでいるのに洞窟へ行けないなんて、洞窟へ行ける日っていうのはどれくらいの天気じゃないとダメなんだろう?などと言いながら地図を見ていると、アナカプリからバスで行けると書いてあるではないか。店でバス停を教えてもらう。民家の並ぶ狭い道をいくつか通り抜けて、ようやくバス停にたどりつくと、ちょうどバスの運ちゃんが戻って来た。グロッタアズッラ行きのバスかどうか確認すると、「グロッタアズッラ行きだけど、行っても今日は波が高くて入れないよ。」とのこと。3度目にしてようやくちゃんとした回答が返って�!
��る。これでしっかり諦めがつくというものであるアナカプリのバス停はカプリへ戻る観光客で広場中一杯である。皆夕方の高速艇に間に合うよう戻りたいのだ。超高級車のタクシーをチャーターに相乗りする人たちもいる。15~20分おきにバスがやってくるはずなので、もう少し街をぶらぶらすることにする焼き物の小さな工房が並んでいる通りがあり、明るい黄色、緑、青の色使いが特徴的な工房に魅かれて、いろいろ話をしているうちにどうしても欲しくなってしまう。Aさんは、大きなビンのようなものを、私はシュガーポットと水差しを買うことにする。けっこうな値段のものを買うので「まけて」と交渉しようとすると、グッチの紙袋を指差してグッチが買えるようなお金持ちにはまけられないと言う。自分のもので�!
��ないのに、とんだ「ヤブヘビ」であるバス停!
に戻�
�てもまだ半分位しか減っていないが、とにかく並ばないと帰れないので並ぶことにする。この分だと帰りのフニコラーレも大変である。まだ、カプリで買い物をしたかったが、諦めざるを得ない。カプリ産のワインはカプリでしか買えないと聞いていたので、カプリのバス停前にある酒屋に飛び込んでワインを買う。(カプリはレモンリキュールの方が有名なのだが、それはパン屋みたいなところでかわいいビンに入っていたのを買っていた。)

今回の旅は現地ワインの調達という目的もあったので、時間がない中2人でそれぞれハーフワイン6本とフルボトル3本を買う。持ち切れないだろうと心配する店主を尻目に店先でリュックにパッキングする。Aさんは山歩きが趣味なのでパッキングはお手のものである。2人であっという間にリュックにつめこみ挨拶をすると、店主と妻と店を手伝っている母の3人は目をまん丸くして「日本女性はたくましい」というようなことを伊語でぶつぶつ言っていたなんとか5時の高速艇に間に合い、慌ただしく乗船する。帰りは安定した運転である。やはり行きの高速艇は運転が下手だったのだ。酔いやすいAさんも酔うこともなく帰ってこれたホテルに荷物をおき、「チーロ」のジェラート専門店へジェラートを買いに行く。いろいろな!
お菓子を食べたいのだが、けっこう甘く腹持ちもいいので、なかなか食べきれない。歩き疲れたので、夕食も近くにある「チーロ」ですませてしまうことにした。ウエイターが本日のお勧めと称して「生牡蠣」をすすめてくれるので、食べてみることにする。日本のものより小ぶりで、味はまぁまぁといったところ。生のものは日本の方が美味しい感じがする。メルジェリーナ付近のレストランは観光客向けのメニューがなく、伊語だけなのでパスタとか魚料理位はわかるのだが、注文が出てくるまで何がでてくるのかわからない。2回目なので昨日と違うものを指差して注文する。どれを頼んでも美味しいので幸せな気分。帰りはメルジェリーナ港のむこうに見えるナポリの明かりをみながら浜沿いを帰ることにした。

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